〔065〕三草山 (424m)

兵庫県加東市

2005年01月09日


但馬地方は雪が降っているであろうと思い近場の三草山へ1年振りに行ってみる。登山口にある地図にははっきりと書かれている天狗岩を見たくて昭和池の周回コースを取る。

トイレと東屋がある三草側の登山口に車を止め昭和池の堰堤を登る。昭和池は満水に近く、台風で汚れていた水質も綺麗になっている。管理小屋横のリフトにはレスキュー艇のSTX-12Fが寒空の下に野ざらしで放置されていた。

ジェットに乗る為に管理小屋までは何度も足を運んでいるが、ここより先への道は初めて歩く、昭和池沿いに歩き易い道が続き、昭和池を約半周した地点で谷沿いの道へと入り、少し登った後、緩やかにどんどん下っていく。溜め池に出ると鹿野コースの分岐点となり、Uターン状に方向転換すると、登り直しが始まる。

何故か登山道の途中にある石の鳥居をくぐると勾配のない穏やかな尾根道となり、45分で233mのピークを通過する。304mのピークまでは天狗岩を探しながら歩くが、それらしき標識も岩も見付からない、今日は天狗岩だけが楽しみだったのに残念!である。

その後は小さなピークの登り降りを繰り返し1時間27分で三草山山頂に着く、山頂には10名程の人が休憩しておりお昼を食べている人も多かった。気温8℃ではお弁当を食べる気にはならない、と言うよりお弁当を持って来ていなかった。山頂からの展望はあまり良くなくり登山道途中からの方が展望が良い位である。

直ぐに反対側から下山する。昼の12時を過ぎているのだが、まだまだ登ってくる人が多い、こちら側も展望の良い地点が多い。

2時間20分で3回目の三草山を終える

←クリックすれば大きなります。
どんな理由で三草山を ”ふるさと兵庫50山” から外したのか、しかも+8にも入っていなかった。 丹生山とか書写山より数段良い山と思うのは私だけでしょうか?(前回も同じことを書いていた様な!) 今回は ”天狗岩”を見たくて訪れたが結局見付からなかった。 どうせ詰らないものであろうが、見付からないと余計に行きたくくなる、ネットで調べて再挑戦してみよう。
天狗岩とは
ネットで調べてみた範囲では、天狗岩とは単なる304mピークの山名であり、特別な岩は無いようである。
兵庫100山に戻る

みくさやま
兵庫100山』  昭和池への展望が良好。
三草側の登山口となる駐車場にはトイレと休息用の東屋がある。
既に6台の車が停まっていた。
昭和池の堰堤を登ると逆さ三草山が映る綺麗な湖面と、これから縦走する
山並みが両側に見える。 J・Sのシーズンを終えた今は静かな昭和池である。
寂しく放置されたレスキュー艇のSTX−12F、春の活躍まではここに鎮座しているのか、早く載ってみたい。
J・Sの管理小屋を過ぎると昭和池の周回路に入る。
気持ちの良い昭和池の周回路を約半周すると谷筋の道に入り、一旦下ってしまう。
谷合いの穏やかな道を抜けると ”鹿野コース”への
分岐点に出る。 ここから登り直しとなる。
分岐点から登り切ると何故か立派な鳥居がつっ立っている。
ここは昔は参道だったのか。
登山道は雑木林で覆われているが、所々の開けた場所からは
昭和池の全容が見えた。
376mのピークに登ると三草山が姿を現す。
結局、”天狗岩”がどこにあるのかは判らなかった。
畑からの登山道分岐点、山頂までは後200mの距離となる。
1時間30分にて ”三草山”(424m)に着く。
山頂では既に10名程のハイカーが休憩していた。
大半の人は寒い中、お弁当を広げている。(気温8℃)
下り途中から見た縦走尾根。 3つのピークがあり登り下りが多い。
西面の ”数曽寺”方面を見る。 あそこにも縦走路がありそうなので
次には行ってみたい。
夏はジェットスキーで賑わう昭和池であるが、冬場は静かで寒々としている。
昭和池辺りまで下り切ってから見た縦走尾根。
昭和池を取り囲む縦走路は登り下りの小さいなピークが多く低い山ながら充分運動させてくれた。